当社(株式会社IBIS)OEMである主力商品のヘアアイロンは、生活家電としても広く普及しており買い替え需要に支えられた市場であることから、
同業他社も多くのタイプのヘアアイロンを世に出し続ける昨今、当社のヘアアイロンの可能性を最大限に拡散させるため改めて市場状況を把握する。
技術があるからこそ実現できる、より便利で豊かな日常を目指した研究開発をするために市場調査を行う。
美容市場向上による多種メーカーの出現・競合の参入
水蒸気爆発のないプレートや電源を入れた直後すぐに温度が最高温まで上昇するヘアアイロン、ナノケアやプラズマクラスターなどの髪への気遣いを謳うものなど多くのヘアアイロンが昨今世に出現しています。
様々な競合の参入以降、高価格帯品の増加によって単価アップが進んでいる。
また低価格販売商品と現代のニーズがマッチし、低価格競争に陥りやすくなっている。
いかに品質の良いものを提供する価値があるかを見出し発信するかがKeyとなってくる。
出典:㈱富士経済
新たなコンセプトによる需要喚起が起こったものの、ヘアアイロンは耐久消費財であることから買い替え頻度は低く、今後は需要が落ち着くとみられる。
当社主力商品であるヘアドライヤーの差別化のため、消費者のヘアアイロンに対するアンケートデータを抜粋する。
ヘアアイロンに求めるもの 過半数の人が回答した「機能性」がトップ!
調査では、ドライヤーに求める付加価値を尋ねたところ過半数の人が「加熱速度」(54.5%)と回答し、最も高い結果となりました。ドライヤーと同様忙しない毎日の中すぐに使えるといった時間の短縮がニーズとなっていることがわかる。
また自動電源オフ機能や温度制御などの安全機能面を重視する若年層も多く見られた。
ドライヤーに求める機能にも登場した「髪にやさしい、髪への艶」は男女ともに髪にやさしいアイテムというのは人気が高まっている。
艶髪がトレンドに上がる昨今、熱へのダメージを気にするZ世代が多い傾向にあることからヘアアイロンの熱による髪へのダメージを気にする人も多く見られた。
ヘアアイロン購買動機
ドライヤー同様、昨今はSNSの普及によりインターネットで情報を経て、「〇〇さんが使っていたからこれが欲しい。」「口コミですごく評価が高かったから使ってみたい。」などネットに影響を受けるZ世代が購買主流になっている。
その中でも最も信頼を経てヘアアイロンの購買にたどり着いたのは…..
やはり過半数の人が『美容師さん』と回答したことがわかった。
しかしヘアアイロンを使用する躊躇として髪へのダメージが払拭されず現代の消費者にとって髪のコトについての悩みとなっていた。