美容家電・化粧雑貨市場は足許順調に拡大している。
美容家電については、美容ニーズが多様化するなか、”ホームエステ”という言葉が定着し高価格帯品を中心に好調。化粧雑貨については、メイクのハウツー動画やSNSの口コミが一般的となり消費者の関心が高まっている。
美容家電は、ヘアドライヤーやカールドライヤーといった日常生活の必需品の需要に加え、2000年代中盤からエステティックサロンや美容室での美容施術効果を家庭でも得られることを訴求した美顔器や光脱毛/除毛/除毛機器といった新しい需要が創出された。家電量販店などで女性客増加を目的にビューティーケア売場の拡充が急速に進んだほか、業務用で展開している製品をベースとした市販品の展開によって参入するメーカーが続いたことで“ホームエステ”というキーワードが定着し、市場は拡大を続けている。
出典:㈱富士経済
■フェイスケア
スチーマー、美顔器、電動洗顔ブラシ、目元用リラクゼーション機器、フェイスシェーバー、肌測定器
■メイクアップ
電動まつ毛カーラー、ネイルケア
■ボディケア
光脱毛/除毛/脱毛機器、身体用EMS機器、ボディ用美容機器、フットマッサージャー、角質除去器
■ヘアケア
ヘアドライヤー、ヘアアイロン、カールドライヤー/ホットカーラー、頭皮ケアマシン、音波振動ブラシ